【研究発表】厚生労働科学研究「公衆浴場におけるレジオネラ症対策に資する検査・消毒方法等の衛生管理手法の開発のための研究」

去る令和元年12月11日、国立感染症研究所で開催された報告会(班会議)で、モノクロラミン関連の研究報告を行いました。

厚生労働科学研究は、「厚生労働科学研究の振興を促し、もって、国民の保健医療、福祉、生活衛生、労働安全衛生等に関し、行政施策の科学的な推進を 確保し、技術水準の向上を図ること」を目的とした国の事業となります。

当社では、昨年度より同研究班に研究協力者として参加しております。

班会議前半はレジオネラ検査法の精度管理や新しい迅速検査法について、また、後半はモノクロラミンを中心とした消毒法について、総勢20名の研究者より研究発表が行われました。

今回当社は、当社のお客様でもある神奈川県藤沢市の湘南喜彩湯乃市様と国立感染症研究所、大阪健康安全基盤研究所とのモノクロラミン消毒に関した共同研究成果の途中経過を報告いたしました。

本会議では、レジオネラ症対策に関連した最新の研究成果に触れることができ、活発なディスカッションや情報交換により得た知見を、入浴施設衛生管理の最善なご提案とレベル向上に向けフィードバックしてまいります。